おはようございます。ネット物販初心者ガイドの野中です。2020年初頭より、新型コロナウイルスのパンデミックにより世界が変わりました。
世界はデジタルの方向へ進む
2021年5月現在、比較的感染者が少ない日本でも度重なる緊急事態宣言により外出自粛、時短営業、休業要請など、飲食店や居酒屋等多くの店舗が厳しい状況に追い込まれています。
そのため、世の中は実店舗モデルからデジタル化へと急速に変化しつつあります。この傾向は、コロナが終息しても続くことが予想されます。
- 感染症リスクがいつでもあることが分かった
- 感染症対策が難しい(コストもかかる)
- 店舗を借りるとリスクが高い
- デジタルの良さが分かった
もちろん、コロナが終息したら復活する産業もあると思いますが、常に感染症リスクを意識して運営しなければ成り立ちません。(逆にこの様な状況で新規店舗を出すのは、逆張りチャレンジャーだと言えます。それはそれですごいことです。競争相手が少なく、成功すれば大きな利益を上げられます)
僕も店舗向けに切り文字などの看板商品を製作してネットで販売していますが、大きな目でみれば新規店舗を出す経営者は減少していくだろうと予想しますので、看板商品の需要も減っていくでしょう。需要が減ると競争が激化するのは目に見えています。
デジタルを武器にして生き残る
未来を正確に予測することは出来ませんが、未来は誰もがうすうす感じている方向に動きます。これが経験的に言えることです。
そうです。これからの世の中は、
デジタルを武器に生き残る戦略こそトレンドになるでしょう。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
今、最も注目を集めている言葉はDXです。
デジタルトランスフォーメーションとは
デジタルトランスフォーメーションとは、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。デジタルシフトも同様の意味である。2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱したとされる。 ウィキペディア
DXにはどのようなカテゴリーがあるかというと、AWS のサービス一覧を見るとわかります。
WEB関連はもとより、IoTや分析ツール、セキュリティー、衛星、ロボット工学、モバイル、VR・ARなど、デジタルに関わるあらゆる分野が網羅されています。個人から大企業までDXを実現するためにはこの内の何かに関わらざるを得ません。
個人のDXビジネスを考える
目指すべきは、例えばAWS のサービスカテゴリーを参考に、その中で自分が関われることです。中小企業ならロボット工学で小さなロボットを開発して世に問うのも良いでしょう。人と人との接触がリスクになる中、人間を介さないロボットの価値は高まります。
WEBアプリケーションを作って、人々の暮らしを少しでも便利にするというのもオススメです。実際僕もそれを目指しています。または、WEBサイトに便利な機能を追加して差別化を図るのもDXの一部です。
アートが好きなら作品をデジタルで制作して配信する流れになるでしょう。個展を開いて人を集めるのも良いですが、感染リスクを考えるとネットでギャラリーを公開する方が安全ですし多くの人に観てもらえます。
音楽も同様で、ライブも中々できないのでオンライン中心になるでしょう。現在はYouTubeやAppleMusicなど様々なプラットフォームがありますが、これからはもっと細分化が進んで、アーティスト個人が自分のメディアを作ってファンを囲い込む流れになるかもしれません。
DXが加速する世界
まとめると、コロナウイルスのパンデミックによって世界は一気にデジタル化が加速する結果となりました。この流れは今後も続くし終わりません。そして、個人であれ企業であれDXに対応をしないと生き残れません。アナログ小島を離れデジタルの海に船出しましょう。
このブログでは、デジタルオタク庁長官の僕がDX界隈の情報を含めて、これからの物販について模索しながら情報をお届けします。