WordPressの固定ページと投稿はどう違うの?

おはようございます。ランドです。
今回のお話は何かというと、「WordPressの固定ページと投稿はどう違うの?」という方のための話です。

WordPressでは、固定ページと投稿という2種類の投稿タイプがあります。これの使い分けについて「よくわからない」人が多いので説明します。

WordPressの固定ページと投稿の違い

以前に物販サイトはWordPressで運用すべしという話をしましたが、実際、WordPressを使っている方は多いでしょう。

WordPressでは、固定ページと投稿の2種類があるのはなぜか? どう違うのか? と思っている方も多いハズです。(僕もそうでしたから)

ここでは、技術的なことはさておき、ネット物販の視点から僕の捉え方を説明します。

最初にこれを知っていないと後で苦労することになるので、しっかり理解してください。

固定ページと投稿の違い

記事という意味で、見た目はほとんど違いはありません。
というか、プラグインやテーマによって見た目を同じにすることも可能だし、全く違うものにすることも可能です。

説明が難しいのですが、

投稿(ポスト)

一般的に投稿にはカテゴリーを設定でき、そのカテゴリー別に記事一覧を表示したりできます。いわば、複数の固定されていない投稿です。

固定ページ(ページ)

固定ページには、(デフォルトでは)カテゴリーは設定できませんし、従って、カテゴリー別一覧も表示できない、いわば、単一の固定されたページです。

例えば固定ページにカテゴリーを設定したりできないかと言うと、プラグインやテーマによってどうにでも出来そうなので、(このたて分けは)技術的には意味ないような気がしますが、WordPress側としてはたて分けた方がプラグインやテーマの開発がしやすいのでそうしているように思えます。

用途によって使い分ける

固定ページと投稿は、用途によって使い分けます。
ネット物販での使い分け方は次のとおりです。

固定ページはサイトの受け皿的ページ(エンドポイント)

訪問者が最終的に移動するページ(エンドポイント)としての役割が固定ページです。
例えば、

  • 商品の詳細
  • お問い合わせフォーム
  • 会社概要
  • アクセスマップ

など、これらのページに誘導できれば、問い合わせや成約につながります。
※ 固定ページではできいるだけ内部リンクを貼らず顧客を逃さないようにします。

例外として、サイトマップはリンクページですが、固定ページに適しています。
何事にも例外はありますので、自分でよく考えましょう。

投稿は自家製の広告

検索エンジンなどから訪問者が最初に訪れるページ(フロントエンド)が投稿ページです。
ブログと呼ばれるものがそれに当たります。

いわば、エンドポイントに誘導するための自家製広告がブログだと考えましょう。
そのため、ブログから固定ページへの内部リンクが必要になります。

例えば、

  • 商品の特徴をアピール
  • 商品の出荷事例
  • お客様の声
  • 商品開発のエピソード

など、リアルタイムな情報で顧客の注意を惹きつけます。

※ SEOをしっかりやって内部リンクを貼りましょう。

投稿タイプを変更したい場合

投稿(ポスト)として書いて公開したけど、「この記事は固定ページの方が良かったな」と思うこともあります。また、その逆もありますね。

そんな場合は、WordPressのプラグインPost Type Switcherを使うと簡単に投稿タイプを変更できます。

最後に

固定ページはSEOしなくて良いわけではありません。
検索から直接「商品の詳細」ページに来ることもよくあります。

ただ、固定ページと投稿の役割を意識することで、より高品質なサイトができます。

ぜひ試してみてください。
ではでは~