材料代が高騰している。世の中で今何が起こっているのでしょうか?

こんばんは、NONAKAです。

今回のお話は何かというと、
「材料代が高騰している時の価格設定はどうすべきか?」という話です。

資材屋からは「値上げします」通知の嵐。
それも大幅値上げです。

世の中で今何が起こっているのでしょうか?

石油製品が高騰

僕が扱っている物販商品は、プラスチックなどの化学系商品を加工した物です。
円安やウクライナ戦争の影響を受け、石油製品が高騰しているものと思われます。

おまけに政府は、労働者の賃金を上げる方向で動いています。
労働者の賃金が上がると、当然、その上げ分は商品価格に反映されます。

一次産業から始まり、ついにはサービス業へと価格高騰の波は押し寄せてきます。
これで景気がよくなれば問題ないのですが、先行きの不安から消費者の財布の紐はかたい。
コロナの影響もあったしね。

物価だけ上がって物が売れない。
そんな状況ではないかと思っています。

商品が高い言い訳にはなる

「材料の値上げが激しいです」。これは、先日お客様から「もっと安くならないか」と言われた時に言った言葉です。現在、この言葉はすごく説得力があります。

そうです、ウチの商品が高いのはすべて昨今の材料値上げが原因ですw
まぁ、実際そうですが値切るお客様は一発撃破できます。

※ ウチの商品は元々高いのでこの状況の中で値上げしていません。
※ もう少し需給のバランスを計って値上げは検討します。

この状況が続いたら将来どうなるか?

それにしても、この状況が続くと物販は続けられなくなるでしょう。
一番の問題は、材料の入手困難問題です。

物作り屋は、材料が入らないと何もできません。
実際、ウチで使っていた材料の一部を生産していたメーカーが潰れました。
あるいは、倍近くの値段に跳ね上がった素材もあります。

いずれも、代替え素材で対応できましたが、それもいつまで続くか?
早い内に根本的な対策をしないといけません。

いずれ物販はやめます

僕ももう歳だし、昔のような体力勝負の仕事はできません。
価格さえ下げればいくらでも仕事は来るのはわかってますが、それをこなすだけのエネルギーはありません。

物販はこのまま少しづつフェードアウトして、
今の自分にできる仕事に切り替えて行こうと思っています。

僕にできることは、変化に対応することだけです。

では何をやるか?

これが難しい。

何が出来るか?
何がウケるか?

それが世の中のニーズがあって、
やってて楽しいこと。

  • 好きで
  • 得意で
  • 儲かる

この三原則にのっとって考えています。

何が当たるかの予測はできない

「これが当たるだろう」と思ってやってみても、
結果、散々だったということはよくあります。予測は大抵はずれます。

それでも、それだからこそ、やってみてもしかないのです。

とりあえず仮説を立てて、小さく実行してみる。
思いつくままいくつかやってみる。

その実験の結果、ウケたことを更に伸ばしてみる。
最初はピント外れでも、だんだんとピントを合わせていく。

絶えず、そのような実験を繰り返していく内に「これだ!」と言う瞬間が必ず訪れます。

考えてみると、
今の物販の成功もそのようにして獲得したんだっけ。

最後に

ちょっとネガティブな話になってしまいましたが、
問題が起こったときこそ、成長できるチャンスでもあります。

新たなチャレンジは、苦しくて楽しいものです。
ではでは~